【掲載情報に関する注意事項】

【掲載情報に関する注意事項】
このブログでご紹介する登山ルート情報の中には、
●一般の方が利用するには危険がともなう道や専門的な技術がなければ通行できない道もあります
●また、利用に制限がある可能性がある道などが含まれている場合があります
●希少な動植物に関する情報を含む場合があります

ご利用の際には、下記の事項をお守りいただきますようお願いいたします。
①伐採作業などにより立入禁止時期がある場合があります
②すべての動植物は、山主さんの所有物です
③希少動植物の保護へのご協力をお願いします(傷つけたり、持ち帰ったりすることは、法律に抵触する場合があります)
④ご自身のゴミは、必ずご自宅まで持ち帰って下さい(山頂には、ゴミ捨て場はありません)
ルールを守れない方は、入山しないでください!!

2011年11月29日火曜日

石ブテ東谷ルート(5)

平成23年11月23日(金剛山20回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
石筆橋~林道~丸滝谷~分岐点~石ブテ東谷~六道ノ辻~大日岳~山頂

石ブテ東谷ルート(1),(2),(3),(4)は、コース大半が沢の中を遡行する沢登コースです。数々の難所があり、難コースと呼ばれるにふさわしいコースです。その最終部は、長距離の「アリ地獄」…石ブテ西谷など厄介なアリ地獄が金剛山にはありますが、このコースのアリ地獄は、何せ長~い!の一言(^^;)

最難関の滝の壁を登ると水流はかなり少なめに
小滝も岩肌を滑るようなタイプが多くなります
傾斜は緩いもののツルツル滑りやすくロープが助かります
前方に谷の終わり…尾根が見えてきます
段々水の流れは少なくなり、谷の雰囲気が変わってきます
倒木も風景のひとつ…自然は精が朽ちても次に引継がれます
この辺りから「アリ地獄」の始まり
石ブテ西谷の最終部より傾斜は緩やか
ロープがかなり上の方から張られていました
途中で登ってきた方を見下げるとこんな感じ
でも、まだまだ「アリ地獄」は続きます
「アリ地獄」を登り始めて15分位!?でやっと尾根道が
長丁場のコース最終で足はガクガク(^^;)
ここがコースの最終…長かったぁ~!!
赤黄青のテープ…なんか意味があるのかなぁ~??
石塚がお出迎え…結構広くて明るい空間です
山頂への道と逆方向…道があるような無いような??
山頂への道は、右側へ続きます
少しの間、植林地を進みます
前方が、中尾の背(右)、丸滝谷(正面)との合流地点です
本当に綺麗でスリリングでタフなコースでした。千早側の妙見谷と雰囲気が似ているかも知れませんね。でも、このコースの方が格段にスケールが大きいです。北コースは、バスの便も悪く車がなくては利用しづらいコースですが、良いコースが多いと思います。

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2011年11月28日月曜日

石ブテ東谷ルート(4)

平成23年11月23日(金剛山20回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
石筆橋~林道~丸滝谷~分岐点~石ブテ東谷~六道ノ辻~大日岳~山頂

石ブテ東谷ルート(1)(2)(3)(4)(5)

中尾の背への分岐点をそのまま沢に沿って進みました。写真を撮りながら、マイペース(かなりゆっくり)で登っていたので、石筆橋から既に2時間以上が経過。ここまで登山者には一人も会わず…こんなに綺麗なコースなのに利用者が少ないのは、やっぱりハードだからでしょうか?

今まであまり見られなかった倒木が目立つようになります
またまた綺麗な小滝…いったい幾つの小滝を見たことか
まだまだ水量は豊かです
この辺りは、少し開けていて沢も明るい雰囲気です
倒木一つを見ても時間の経過を感じることができます
倒木が多くなってきましたが、その合間の小滝が美しく
流木、倒木が折り重なっています
岩肌を滑る流れ…鉄分が多いのか!?赤茶けた岩石
流れがなだらかに…足元は悪くありませんが、気を抜くと滑ります
沢がここで分岐していますが、ここは右に
水量が一気に少なくなります
沢の奥に大きな滝が姿を現します
岩肌を水が滑り落ちる大きな滝…傾斜はかなり急です
左側にトラロープ…滝下に立つとこの角度
三脚抱えて…取りあえず半ばの窪みまで登ります
ここから先は、足がかりを探して慎重に
滝上目前で立ち往生…三脚とカメラをバックに仕舞うべきだったと
下を見た所…今さら下ることも困難
最後はカメラを持った方の手も使って強引に登りました
滝上から覗き込んで撮影…怖くてこれ以上は無理でした
この滝が石ブテ東谷の最後の関門でした。両手を使って登れば、これほど苦労することもなかったと思います。水量は少なく流れを気にすることはありませんが、岩肌が滑らかで足がかりが少なく、腕力も多少必要です。でも、凍結したこの滝を登ることはできるのでしょうか?? どちらにしても、今後は安全第一で(^^;;)

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2011年11月27日日曜日

石ブテ東谷ルート(3)

平成23年11月23日(金剛山20回目)
※このルートは、危険な場所が多くあります!!
 沢登りの経験がない方は、立ち入らないようにして下さい!!
【登頂ルート】
石筆橋~林道~丸滝谷~分岐点~石ブテ東谷~六道ノ辻~大日岳~山頂

石ブテ東谷ルート(1)(2)(3)(4)(5)

次から次へ現れる小滝…コース全体の中で3~4箇所、壁のように立ちはだかる滝があります。わかるような巻き道はなく、滝横か滝の中にロープが設置されています。岩肌が滑りやすく…結構クリアするのに時間がかかりますね(^^;)

4~5mの滝…右側のロープを頼りに登ります
慎重に足場を確保しながら登ります
最後滝上に上がる時が、一番厄介でした
滝上からの眺め…これでも落ちればただでは済まないでしょうね!?
ここは緩やかな流れ…本当にコースの大半が滝です
ここも見た目より登り辛い小滝…右にロープがあります
途中で腕を固定してスロー撮影
上から見ると結構傾斜がありました
この滝もロープを頼りに滝の右サイドを登ります
水量豊かな流れ…平坦な場所でも小滝が連続します
この滝は、左サイドを登りました…姿の美しい滝です
右斜面にロープがあります…落ち葉で滑って登りにくい
上部の滝は、ロープを使ってそのまま登ります…冷たかった!
凍りついたらロープは使えませんね(^^;)
落差は無いので難しくはありません
足の踏ん張りとバランス感覚でクリア
足をどこに置くか?…考えなしに進むと「セミ状態」に
上から眺めると高さを感じますね
ここが中尾の背への分岐点…今回は、沢道をそのまま進みました
私は、三脚をつけた一眼レフ片手にこのコースを登りました。幸いミスは無かったものの、正直かなり怖さを感じました。危険な場所では、必ず両手を使える状態にしておかないとイケない!…今回の教訓です。山歩きでもビジネスでも過信は禁物、また危機管理ができないと他の方にも迷惑をかけることを考えないといけませんね…反省m(_ _)m

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